SKK の変換候補の順序を自分で決める
私は最初の mac を買ってもらった時からかれこれ 8 年くらい日本語入力に AquaSKK (macOS なので AquaSKK) を使っています。入力の方法自体は好きなんだけど、変換候補の順序の学習を切れないのがうーんという気持ちでした。 ふと Claude Code があれば作れるじゃんという気づきがあり、AquaSKK を fork して学習を on/off できるようにして、順序を編集するための GUI まで作りました。Fable ありがとう (たぶん必要ない)。
作ったもの
- AquaSKK (fork): 変換候補の順序の学習をオン/オフできるようにした (デフォルトはオフ)
- Kohojun: ユーザー辞書の候補順を編集する macOS アプリ
SKK のユーザー辞書はただのテキストファイルで、変換候補の順序は行内の候補の並びそのものらしいので、学習時の書き換えを切れば順序は「ファイルを編集したときだけ変わる」ものになります。fork 側の本質的な変更は学習の呼び出し 3 箇所を分岐で囲んだだけで、あとはエディタからの保存を再起動なしで反映するための分散通知を足した程度で済みました。
Kohojun
GUI で対象の候補を上に動かすと、その順序の実現に必要な分だけがユーザー辞書に書き込まれます。保存すると動作中の AquaSKK に通知が飛んで、IME を再起動せずに変換順が切り替わります。
検索は 3 通りあります:
- 読みの前方一致
- ひらがなのままの送りあり検索:「かく」で送りありエントリの「かk」が出る (SKK の見出しは語幹 + ローマ字頭文字なので、素直にやると英字モードへの切り替えが必要になってしまう)
- 変換結果からの逆引き:「今日」で「きょう」、「書く」で「かk」が出る
送りがなヒント
送りありの行は
かk /書/描/[く/書/描/]/[き/書/]/
のような形をしていて、末尾の [く/…] は「送りがなが"く"のときはこのブロックの順序を優先する」という指定です。Kohojun では送りがなごとの順序もそのまま編集できるようにしています。
おわりに
順序が固定された SKK は快適~